私は少し特殊かもしれませんが、家族のみの挙式、別のプラン会社で友人だけを招いた1.5次会を開催しました。
まずは家族のみの挙式後、会食で利用するためのA5サイズのメニュー表を制作しましたので、その制作過程を説明していきます!
このメニュー表が(名刺以外で)私にとって初めての紙物の制作でした。右も左もわからないなりにたくさん調べて完成させることができたので、初めてで不安な方にぜひ参考になれば幸いです。
先に結論!どんなオーダーをした?
今回、私は印刷会社をgraphicさんに決定しました。こちらの記事で印刷会社について書いてるのでもしよかったらご覧ください。
商品:A5カード(オンデマンド)/ 5日納期 / 片面カラー
紙:グランヌーボ スーパーホワイト200kg
枚数:10枚
加工:角丸半径4mm / 納期追加1日
料金:2,614円
ちなみに式場に依頼すると1枚440円だったので、1,786円の節約。今回は10枚と少量だったのですが、もう少し枚数増えるとより節約効果がありそうですね。
実際に注文してみる

今回はメニューだけ記載されているA5サイズのカードの作成をイメージしていました!
会食の雰囲気にあう、厚目でザラザラとした質感の紙で高級感を出したいなあ
最初に選択する商品はどれ?
さて、graphicさんの画面にログインするといろんな商品があって、最初は自分が作りたいのは何なのか全然わからず…
そして見つけました!カードの中にある「A・B判カード」です。
ぽちぽちどんどん進めていきますよ〜。
サイズや印刷方法(オンデマンド/オフセット)
今回は10部と少ない枚数なので、A5サイズ・オンデマンドにしました。ちなみに…
- 大量印刷向け、高精細
- 版を利用。版につけたインクを一度ブランケットと呼ばれるゴム版に転写させてから紙に印刷する
- 少部数向け、スピード印刷
- 版を作らず、デジタルデータをそのまま印刷する
次は仕上がりサイズです。今回は定形サイズにしますが、例えば細長いメニュー表にしたい場合はここで変型サイズを選べば制作可能ですね。
カラーは今回は片面カラーでいきます。
加工の選択
次に加工の選択画面にきました。
いろいろできますね!今回は角丸の加工をしてみたいと思います!
角丸加工のお値段は基本料金1,500円+1枚あたり0.4円かかります。今回は1504円の追加料金がかかるということですね。
私は半径4mm(4箇所)をオーダー。注文の最終ステップで、備考欄「入稿に関して」で、【角丸を4カ所希望】と記入するのを忘れずに。
実際の角丸の様子はこちらです!
角丸の加工選択後、併用できる加工の選択肢が残りますので他にも加工したい方は検討を。例えばスジ入れ、孔開け、特色追加など。
ちなみに最初に「オフセット」印刷を選択すると、できる加工がぐんと増えます。
エンボス加工や箔押し加工は結婚式のクリエイティブで使用するとより高級感が出そうですね。
ちなみに型押しの料金はこのように設定されています。枚数は25部〜となっておりましたので、今回のように少量で良い場合には費用面では注意が必要ですね。

箔押しやエンボス加工はIllustrator形式のデータしか対応していないようなので注意
用紙の選択
次に用紙の選択です。16種類の紙がありました。
- コート紙 165kg/180kg/225kg
- マットコート紙 160kg/180kg/220kg
- 上質紙 160kg/180kg
- マットコート再生紙 180kg/220kg
- サテン金藤 180kg
- OKウルトラアクアサテン 180kg/220kg
- 最高級上質紙 180kg/220kg
- ミラーマルチFS(ミラーケントFS)紙 180kg/220kg
- ケント紙 180kg/220kg
- グランヌーボ スーパーホワイト 180kg/200kg
- グランベール スーパーホワイト 163kg/183kg
- ヴァンヌーボVG スノーホワイト 150kg/195kg
- アラベール スノーホワイト 160kg/200kg
- Mr.B スーパーホワイト 180kg
- 竹はだGA 180kg
- ペルーラ スノーホワイト 180kg

種類がたくさんでよくわからない…!!

サンプルを取り寄せてみましょう!
以前のこちらの記事でも紹介しましたが、graphicさんではペーパーサンプルを2000円で取り寄せることが可能です。新規会員登録ですぐに使える1000ポイントをもらえる(キャンペーンで変動あるかも?)ので実質1000円で取り寄せ可能です。
無料でサンプルを取り寄せ可能な印刷会社もあるのでお値段に尻込みしつつも、こちらはとてもしっかりした作りかつサンプル数が豊富なので持っていて損はない!と個人的には思います。
このサンプルを見ながら好みの用紙を選択していきます。
コート紙やマットコート紙はちょっとテカテカしすぎてるな。上質紙180kgではちょっと薄いな。などいろいろなことを考えつつ…個人的にはケント紙以下のファンシー紙の肌触りがおすすめかなあと。
最終的に私はグランヌーボ スーパーホワイト200kgを選んだのですが、実はこちらサンプルが180kgまでしかなく、一か八かで注文してしまいました(笑)

自分が想定していたよりも薄めで、ややしなってしまいましたが
お値段も考慮するとおおむね満足の紙でした。
あとは部数・納期、梱包などを選択し、支払いを終えると入稿となります!!梱包は無料のエコ包装でも特に問題なく届きましたよ♪
デザインを準備
テンプレートgraphicのウェブサイトからダウンロード可能です。印刷物だと塗り足しの部分も必要なので、事前にトンボが入っているテンプレートはありがたいですよね。
テンプレートタブに飛びましょう。
今回はシンプルにA5サイズのテンプレートが入手できれば良いので、チラシ・フライヤーなのかな?と思って進めていきます。
ありましたね、折り加工なしのシンプルなテンプレートです。
ダウンロードすると
- A5_TT
- A5_TY
- A5_YY
というフォルダーが格納されていますが、これは縦縦、縦横、横横の意味みたいです。
今回は縦、片面印刷を想定しているので、A5_TTの中の「A5_TT_omote」というテンプレートを用いて作成しました(どれでも良いと思います)。
不安だったこと【金色はどう表現される?】
作成を進めていくなかで私が一番疑問だったのは、金色の印刷表現がどうなるかということでした。
こちらAdobe stockの無料テンプレートを使用したのですが、印刷するとこの金箔のような表現やそれ以外の葉っぱの濃淡もどう表現されるのかとても不安でした。
ちなみに今回は箔押しや特色印刷は検討していませんでした(テンプレートで細かい表現なので、素人の私がそれを編集してしまうとのっぺりとしたベタ塗りになってしまう…!!)

今後公開予定の席次表・プロフィールブックでは検討しています
出来上がりをみると、特に問題なく印刷されていました!個人的には特別なインクを使用しなくても許容範囲内かと思いました。
まとめ
いかがでしたか?
私もプロではないので、説明に至らないところもあるかと思いますが、もし自分のライフイベント、もしくは友人の結婚式のために作成する方の参考になっていれば幸いです。
次回は、観音折りの席次表・プロフィールブック・メニュー表の制作過程を披露できたらと思います!ちなみに特色を使用して印刷しましたよ♪
コメント